ホームでのピンギス釣りに苦戦されている方が多いようなので書いてみます。
あくまでホーム向けに書いてます。足場と海面の高低差がややあって、根掛かりの少ない砂地というフィールドです。
その前に、、今の湧きっぷりはホームでは珍しいことなので毎年この時期に通用するものではないことをご了承ください。
※昨年のイナダ祭りのようなものと捉えていただければ(ちなみにあの規模は17年ぶり)
数もそうですけど、この時期にしては小さすぎるのは何故だろうと常連氏の何人かの意見と自分なりの考えをまとめると
・青潮で死滅しなかった。→数釣り出来る
・産卵が遅かった。→やたら小さい
この2つかなと。
さて、本題の釣り方ですが。
シロギス釣りに関してはブロガーを始め多くの先輩が居るので今さら自分が書いても…
なところはありますがピンギスに狙いを絞ったテキストは少なそうなので自分なりに書いてみます。
ホラ、こういうの書かないでいると「にしは手の内を見せない!」とか言うでしょ?(笑)
道具編
第一に針ですね。
餌釣りで重要なのって、餌と並んで魚との接点である針だと思うのですよ。
竿やリールは「持ち重りしない」「遠くへ飛ばせる」「感度がよい」「シルキーな巻き心地が最高や!ウヒヒ!」など魚にとっては関係の薄い(無いとは言いませんが)、釣り人にとって都合のよい物ですから。
で、今のところお気に入りの針は
「はりよし」のキス針5号を使っている訳ですが。
ホームの辺りだと入手が難しく使っている人を見たことがありません。
なので、これだけ勧めるのも不親切なので他の針も。
・オーナー キス競技用ヒネリ4号。
・ササメ ビクトルキス4号
軸が長めでつまみ易そう。刺さりも結構良かったような。
・がまかつ キススペシャル4号
定番ですが。キスにサヨリに活躍してボックス単位で使ってます。
がまかつの鈎は硬くて鋭いですね。
袖系中心になりましたが、この辺りがよろしいかと。
兎に角小さい魚を相手にするので小さめの4号鈎を選んでみました。
5号でもいいと思います。
ちなみに「はりよし」の針は焼きがあまり入っておらず、負荷がかかると折れずに曲がります。
根掛かりし易い場所では針のチェックを。
仕掛け、ハリスについて。
仕掛けは砂ズリ(より糸)を使った方がよいように思います。
チョイ投げなので全長は市販の投げ仕掛けより短くなると思いますが、
さびいて来る時、巻く速さやオモリの形状にもよると思いますが少なからず砂煙が舞う筈です。
5本、8本針と使ってみましたが下針(天秤から一番遠い針)に掛かることが多く、元針に掛かることは少ないように思います。
元針に掛かる時は一荷で釣れることが多いですね。
つまり、ある程度オモリから針を離してやる為に砂ズリは付けた方がいいと思います。
ハリスは幹糸にフロロ1号前後、枝スに0.6もしくは0.8で。
ナイロンでもいいですが1日の釣りだと何度か仕掛けを交換することになると思います。
特に枝スの縮れが悩ましいかと。
鈎の数は1~3本が手返しの面からお勧めです。
(8本とかは趣味です)
天秤について
天秤は工房浦安、浦安天秤13、15cmを使っています。
短く鈎の少ない仕掛けでしたら短い9、11cmでもよろしいかと。
全遊動で使えますが、天秤と道糸の接続は大き目のスナップを介して半誘導にしたほうが仕掛け絡みのリスクを減らすことが出来ると思います。
引き釣りなので半誘導で十分なんです。
細糸と浦安天秤を組み合わせた感度はいいですよ~
竿について
今のホームで釣れているピンギス相手ならば3メートルほどの磯竿がオススメです。
穂先にアタリが明確に出ますし、食い込みも良いです。
もうね、、これが本当に楽しいんですよ。
勿論、短めの投げ竿やコンパクトロッドでも。
使いやすい長さでもガチガチのシーバスロッドだと難しいかも。
リールは2000番くらいのスピニングで。道糸はPE0.8くらいならリーダー無しで大丈夫。
釣り方編
近くで釣れる時はアンダーキャストで十分で、着底したら糸フケを取ってゆっくり巻きます。
アンダーキャスト出来ると混雑時に隣や後方を気にせず投入できるのが利点。というか武器。
食いが良いときは着底してすぐアタリが出ます。
アワセはせず、向こうアワセ。
針に掛かっても焦って速巻きはせずに回収します。
あまり速く巻くと途中にいる魚が散ります。
多針で連掛けを狙うのも同様に。
魚が付いた状態で止めると折角掛けた魚が外れることもあるので連掛け狙いでも巻きで。
餌は主にジャリメを使います。
アオイソメでも可。
針の軸に真っ直ぐ付けましょう。
サヨリをやっている方は慣れているかと。
タラシは渋い時以外は基本、殆ど無しで。
こんな所でしょうか。
あくまで今のホームで釣れるピンギス釣りとして書きました。
巻きの速さはサヨリの時と同様にその時々で。釣ってる人のを見て盗むのもアリ。
参考になれば幸いです。
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