釣りと目・視覚に関わりのある2アイテムについて書いてみます。
まずは定番モノから。
眼鏡・偏光グラスを着用する個人的な3つの理由
飛来する物から目を保護するため
最近はあまりルアーを投げてませんが、ルアーをかなり寄せた状態でうっかりシャクってしまうと水面から飛び出すルアーはけっこうな勢いで自分に向かってきます。フックのついた塊が飛んでくるのは危険です。足下で根掛かりして外れた時なども危険が潜んでいるので着用していた方が安全です。
波飛沫が目に入るのを防ぐのにも役立っています。東京湾の沖でも1日通してみるとけっこう眼鏡越しに飛んでくるものです。
直射日光・紫外線から目を守るため
紫外線は確実に眼にダメージを与えます。眼を悪くしてから特に気を遣うようになりました。
今年に入って緑内障のレーザー治療を受けたのですが、レーザーは眼の中のある部分のメラニン色素のみを照射する治療であることを知りました。皮膚も色素沈着し易い体質なので特に気を付けています。
単純にまぶしいと釣りがしづらいのもあります。
感染症対策
これはコロナウイルス対策という訳ではなくて、昨年の眼の手術以降は通常の人に比べて感染症に弱い眼になってしまったので気をつけるようになりました。環境によっては日中はゴーグルを着用して生活しています。眼って、むき出しになった臓器のうちのひとつなのでデリケートですね。
水中の状況が分かり易いというのもあるかも知れませんが、主に安全・衛生の観点から着用しています。ちなみに夜釣りや磯などの釣りは個人的に危険なので2021年6月現在は休止しています。
偏光グラスはSWANS(山本光学)のLION SINを使用しています。レンズは偏光スモークとシルバーミラー×偏光スモークの2つを使っています。
↑フレームとレンズの組み合わせはAmazonが比較的選びやすいですね。
日本人の顔にフィットするフレームを作るメーカーです。LION SINは顔が大き目な人にお勧め!
評価の高いタレックスのレンズも気になってはいますが現状、SWANSで不満はありません。
将来的に度付きのレンズを作る際には検討してみます。
ここまでは釣り人の中でも比較的周知されたことではあると思います。
もうひとつ、「教えたいような教えたくないようなモノ」があります。
眼を患ってから手にした、もうひとつの眼
それがコレ。
単眼鏡です。
ケンコー・トキナーのウルトラビュー 単眼鏡6×21FMC-BK
これが釣りの何に役立つか?
最大のメリットはずばり、
釣り場へのエントリーの無駄な時間を大幅に削減出来る
これに尽きます。
ある日のこと。釣り道具を一切持たずに各地の海辺を広範囲で見て回ったことがありました。その時は台風被害のその後と釣り場の状況がどうなったか確認することが目的でした。8ヵ所以上回ったかな?その時にも単眼鏡を携行していました。
例えばある場所からの風景。※釣りをしに行った訳ではないので釣り場晒しとの解釈はせんでくださいね。
これだけ離れた場所から単眼鏡を使用することで得られる情報はざっと以下の通り。
・人数
・釣りのスタイル。ルアーなのか餌釣りなのか動作や道具で判断出来ます。
そして、
・竿の本数
視力の良い人なら遠目でもおおよその情報は得られますが(自分も以前そうでした)、竿の本数までは把握しづらいです。遠くから見て人は少ないので近くまで行ってみたらブッコミ師が何本も出していた。なんてことが実際よくありました(苦笑)
人が多い、竿が多く出ていることが遠くから分かればポイントまでの往復時間が大幅に短縮出来ます。
ちなみにこの記事、随分前に一度書こうとして思い留まってました。もしかしたら不利益しか生まないんじゃないかと。
それでも視点を変えてみたら、こうも解釈出来るんです。
半ば無理矢理エントリーして来てそこからの移動を諦め、その場に留まるような人を少しでも減らすことが出来るかも知れないと。
余程そこに何らかの執着がある人は別として、ポイントに辿り着く前に混雑していることが分かっていれば他へ行く気にもなりましょう。
ケースとストラップも付属しているのでベルトやDカンから提げられます。
単眼鏡なので小さく場所もとりません。
ちなみに何で双眼鏡じゃないのかと言えば、片方しか使い物にならないからですw
沖で他の船が何処の船宿か確認するのにも便利です。
近距離で複数のポイントがある時に他の場所の様子を窺うことも可能になります。
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