日時:2021年9月23日 千葉港・小峰丸
潮:大潮 203cm→61cm→200cm
天気:晴れ
釣果:サワラ×1、シーバス×2、イナダ×1
昨年からやってみたかったサワラキャスティングに挑戦する機会に恵まれたので行ってきました。
ネット上でお世話になっているゴローさんにお誘いいただきました。(有難うございます!)
初めてのサワラキャスティング…と言うか初のルアー船。
単独で乗合船デビューという手もあったのですが、ルアー船は乗ったことがない自分。
ネットでざっと調べると「フックはバーブレス」、「釣り座はローテーション」、「基本的にアンダーハンドキャスト」
餌釣りでの経験では馴染みのないものがあるので、完全な初心者が一人で行くと何かしらやらかしてしまいそうな気がして避けてました。
ルアー船ってグループで来る客が多いイメージがあって、そこに一人でやって来たド素人の無知ゆえの振舞いで迷惑をかけそうな気もしたんですよね。(何かあったらSNSで言われるもんね!)
ということで経験豊富なゴローさんにお声がけいただいたのはマジ感謝でありますッ。
当日までに出来ることはやっておこうと準備はしておきました。
フックのバーブレス化
使用するルアーのフックのカエシを当日までに全て潰しておきました。
自分自身の安全もそうですが万が一、他人にルアーが飛んだら釣りどころじゃないですもんね。
それと、取り込み時に魚をネットから外す際も楽になりそうです。
リリースする魚のダメージも幾らか減らせると思います。
キャスト練習
久しぶりにルアーを投げるので近所で練習してました。
先日のカサゴ釣りでもちょっとだけルアー投げてたりもしました。
ルアーはミノーとメタルジグを用意
直近の様子ではピンテールのサゴシチューンなどの小型のミノーに反応が良いようなので幾つか用意、それより大きいサイズはルドラを追加。手持ちのルアーケースの中にサワラチューン、X80マグナムもあったので持って行きます。
メタルジグはリアルスピンと、買って未使用だったヘキサーハーセン。リアルスピンは2年前に陸っぱりでサワラを釣った時のヒットルアー。
釣行直前にブレードへの反応が良いと聞いたので、ヘキサーをブレードチューンすることに。
(パームスからブレード付きのヘキサーBが出ています)
千葉港・小峰丸さんから出船です。
小峰丸さんはシロギスの乗合で何度か利用したことがあります。久しぶりの乗船です。
で、予約していただいただけでも有難いのにゴローさんより「先端どうぞ!」と…!
小峰丸は片舷のみでオーバーキャスト可なのですが、揺れる先端でオーバーキャスト出来るか正直不安でしたが折角の機会なのでやってみます。
実釣開始、まずはジグで
近場の沖には鳥も少なく良い反応が見られないようで、1時間ほど走り長浦付近でスタート。
表層には気配が薄いので沈んでいるものと見て皆さんジグを投げるようなので自分も倣います。
ブレードチューンしたヘキサー(実質ヘキサーB)をボトムからタダ巻きしているとシーバスがヒットするも水面でアッサリと外れてしまう。フォール中にも掛け切れない反応が幾つか。
シングルフックのバーブレス、難しいかも知れない。
エラ洗いで3度バラしてから、ヒット後はすぐに水面に出さないように変えてみます。
水中でしっかりフッキングさせるイメージでやり取りしてようやく最初の1本。
シーバス釣りに来たわけじゃないけど嬉しいです(笑)
オフショアでルアーで初めて釣った魚でもあり、シングルフックで初めて釣った魚でもあります。
バーブレスでも初めてですね。
ゴローさんはイナダにシーバスと釣られています。序盤は船中のサワラは0~1と渋め。
木更津沖へ移動。初めてサワラのハネを見る。
走っている途中で海の様子を注視していると時折でかいのが跳んでいるのを発見。
どうやらこれがサワラのハネらしい。サワラがこんなにジャンプするとは思わなかった。
色めきたつ船上。ジグからサゴシチューン、フリッツ(24g)に変えてみます。
ここでゴローさんがブローウィンで1本目のサワラをゲット!
それを見てルアーサイズを大きくしようと、サワラチューンに変更。
するとイナダがヒット!よく走る元気な個体です。
ミノープラグで青物を釣るのも初めてですね。
サワラかと期待してしまいましたがイナダでも嬉しいです。
イナダを血抜きした直後のキャストでサワラのハネた場所には届かないものの、すぐに追ってきてミスバイト。表層を巻いてさらに追って来るのを期待しつつも距離が詰まったので回収。
と思いきやここで派手に食って来る熱い展開。
左舷に誘導して船長のアドバイスの下、無事ネットインしていただけました!
お昼をまわって午後にシーバスを1本追加して沖あがり。
ゴローさんは2本目のサワラをあげて見事竿頭でした。
帰港して測ったら81cmありました。2年前に釣ったのが72cmだったので更新です。
釣りを終えて感じたこと
やはり経験者に同行していただくのが最適解だと思いました。隣で釣り方を見て学べますし、ルアーセレクトの参考にもなります。安心感もありますし。
この日は序盤にサワラを見ることが出来なかったものの、ジグでスズキ→ミノーでイナダ、サワラと段階を踏むような釣りになったのは何と言うか「その時間の最後にテストのある授業」のようで手応えがありました。
1本釣れればいいな、でも初挑戦だし見学くらいでもいいかな。と思って臨んだのですが思った以上に釣れて良かったです。
餌釣りにも言えますが、諦めずに投げ続けることが大事ですね。
よく釣れたので料理も頑張ります
持ち帰ったのはサワラ1尾、イナダ2尾(1尾は早い時間にゴローさんよりお土産確保用にいただきました)、シーバス2尾。
家で食べるには少し多いので釣り仲間にもおすそ分け。
サワラはおろす前に頭、胴、尾に包丁を入れて分割します。
ここからおろしていきます。上身を分けたら下身はそのまま中骨の下に包丁を入れて3枚にします。身が柔らかいので極力さわらないようにします。
イナダは刺身に、スズキは昆布締めに。
イナダは刺身にしました。脂が程よく個人的にはこれくらいが好みです。
スズキはイナダ、サワラと同時に食べることを考えると淡泊でいまひとつかと思い昆布締めに。
これが予想以上に美味かったんです。
スズキの昆布締めはにぎりに。スズキの旨味の後にスダチの香りが心地よく抜けていって鮨としてかなり美味いものが出来ました。超オススメです。
サワラはハムと西京焼きで決まり!
2年ぶりのお楽しみ、サワラのハムです。これが作りたかった。
刺身や生ハムよりも低温調理で加熱したハムの方が好きです。
鶏ハムを作る要領で大きめの鍋に沸騰させた湯の余熱で10分ほど低温調理します。
作り方は以前記事にしたので作ってみたい方は参考にしてみてください。
(参考記事:絶品!サワラのハム)
西京焼きは西京みそを酒とみりんで伸ばして切り身に塗り冷蔵庫で寝かせます。
焼く時は味噌をぬぐっておくと焦げにくくなります。(味噌は焦げやすい)
片身を切り分けたままだと大きいので血合いの所で切り分けてあります。
サバもそうですが、尾側の身が締まっていて特に美味いと思います。焼くなら断然尾側。
脂っこいのが好きな方は腹の辺りですね!
サワラのハムには塩レモンを合わせようとレモンを買いに出ようとしたら、物凄いタイミングで徳島の方からスダチが届きました。
スズキ、イナダ、サワラを一皿に盛ってみました。
にぎりはイナダ、スズキの昆布締め、左はイナダのたたきをコチュジャンなどで和えたものです。
家族に喜んでもらえました。
釣りも料理も堪能させていただきました…!
ゴローさんありがとうございました!
使用したタックル
ロッド : メジャークラフト CRXC-73ML
リール1: ダイワ 17 ソルティガBJ 3500SH
リール2: ダイワ 18 フリームスLT 4000DーC
ライン : よつあみ 8ブレイド アップグレード 1.5号
リーダー: シーガー プレミアムマックス 30.5lb
スナップ: スタジオオーシャンマーク オーシャンスナップ #3
ルアー : ジャクソン ピンテールサワラチューン、パームス ヘキサー(ブレードチューン)など
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