宮城県で雑煮にハゼの焼き干しを使うと訊いて、どんなお出汁が出るのか気になっていました。
昨年、落ちハゼを釣った際に仕込んでおいてこの正月に堪能しました。
作り方を書いておきます。
ハゼの焼き干しの作り方
ウロコと内臓、エラを取り除いて塩と酒に浸しておきます。今回は30分くらい浸しました。
キッチンペーパーで水気を取り、じっくり焼いていきます。
焦がさないよう気長にじっくりと焼き上げます。
焼き上がったら干し網で3日以上干します。今回は5日間干しました。
干し網はあると便利!
しっかり干すとこのようにカチカチになります。
使うまで冷凍しておけば長期保存出来そうです。
今回は40日強保存したことになりますが全く問題ありませんでした。
ハゼの出汁を味わってみた
焼き干しが出来上がったので実食してみます。
ただ、我が家は雑煮も餅もあまり食べないのでどうしたものか。
(年越し蕎麦の出汁に使うのも考えたけどここ数年は創味のつゆがお決まりになってるので叶わず)
ネットで調べてみると骨酒も旨いようなので試してみました。
折角なので行きつけの店でフグひれ酒と飲み比べてみます。
まずはフグひれ酒から。
香り良し、味良し。文句無しに美味いです。
ハゼで勝負になるのか…?
勿体ないのでつぎ酒を一杯飲んでからハゼの焼き干しを試します。
ひれ酒を飲み切る前にハゼの焼き干しを炙ってもらいます。
すると、炙っている時点でとても良い香りが店中に広がります…
この時点でつられてその場に居た他の客からも追加注文が。
(まだ味見もしてないから美味いか分からんけどね?)
ひれ酒同様、蓋をして少ししてから火を点けアルコールを飛ばしてから提供されます。
早速ひと口飲むと、インパクトはひれ酒の方が強いです。
ですがその後の余韻はハゼの焼き干しの方がずっと続く感じ。
香りも良くこれはフグひれ酒と比べても遜色ない旨さと言えます!
結局、その場に居た客のほぼ全員がハゼの焼き干しの骨酒を楽しんでいました。
待ちに待った焼き干しをこんな形で口にするとは当初は想定してませんでした。
焼き干しではつぎ酒を2杯いただきましたが3杯飲んでも十分使えますね。飲み過ぎですが。
今からでも間に合うのでハゼの焼き干し、オススメです 😀
来シーズンはこの為に釣ってストックすることに決めた!
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