サワラ相手にバットから折れたロッド(メガバス AST-101ML+)がメーカーから戻って来ました。
折れた当初は半ば諦めてたんだけど…
免責保証は1点1ヵ所なんですよね。バットとティップの2ヵ所が逝ってしまっては高い方を免責で充てても最終的に高い修理代になるのでは?
購入したお店の方ともそんな話をして気分が落ちていたものの、メーカーがどんな対応をするのか気にはなったので書面を添付して折れたロッドを送ってみました。
尚、折れた部分が全て必要です。今回はラインが無事で折れたティップを含めた#1も回収出来たのは幸運でした。
添付した書面には
・購入日
・破損した日時
・破損した時の状況、海面からの高さ、破損時のロッドの角度など
・使用タックル(リールの番手、ラインの太さ、使用ルアーの種類と重さ)
・保管状況
これに自分なりの見解を述べておきました。
破損時の状況については、足場のやや高い所なので幾らか角度はついてはいたものの購入前からこのロッドはアステリオンの全機種の中で最もファスト寄りのあまり曲がらないロッドであることを意識していたので無理はしませんでした。
使用タックルについてはルアーがスピンテール30gと上限ギリギリではあるものの、全て許容範囲内。
ティップの折損についてはバットが折れた後に折れた先が魚やルアーと干渉しているうちに折れたものと判断しました。当初はパニックになってましたがすぐにクレームに持ち込まず少しだけ考える時間を作って良かったと思います。
保管状況は釣行後に必ず真水で洗って拭き取り、ロッドスタンドで室内保管しているので綺麗なもんです。10回程度しか使っていないので傷も殆ど無いし。
それにしてもココから折れるか…
体感的には、『さぁ、これからだ!』という時にアッサリ折れたので呆然としました。。
で、購入したお店に戻ってきたと連絡を受けたので自分の負担は如何ほどかと言うと…
なんと!
メガバスのアフターサービス係によると、ブランク面に生産異常と思われる箇所が確認されたようです。これが原因でブランク強度に影響を及ぼしたと判断され、無償交換の対応になったとのことです。
…よかった。。(メーカーとしては良くないかも知れませんが)
送付された拡大写真によると、素材に巣のようなものが認められます。
門外漢なのですが、カーボンシートを巻き付けて熱処理するのにこういったことが起こるものなのかな?という気持ちはありますが新たに届いた物に問題が無ければそれでいいような気もします。
シーバスフィッシング・タックル含め初学者の自分でもメガバスのロッドはブランクスを他所から購入して自社で組み立てていることくらいは知っています。
工業製品である以上、こういった不具合は発生しても仕方ないと思います。
と言うのも自分の釣りがルアーシーバスメインでないからこそ言えるのかも知れませんが…
メーカーに送る前に自分でもロッドのクレームについて調べて、無償交換に至るケースは中々無いと言うのも知りました。
自分としては、気に入って購入したロッドでもあり店頭で馴染みの店員さんと相談して機種を選んでもらって取り寄せた物なので、初手からクレーマー然としてやりとりしたくはなく、
「こういう使い方をしてこうなってしまったんだけど、どういう対応が可能でしょうか」
という問い合わせで折れたロッドを送りました。
断面の詳細を調べてくれたのが驚きなくらいだったので今回のメガバスの対応は嬉しく思いました。
交換後のこのロッドが良いかどうかはこれからの話ですが、頑張ってみます。
自分なりにきちんと使っていてもロッドが折れてしまったという方の参考になれば幸いです。
にほんブログ村 ↑ブログランキングに参加しております。クリックしていただけると励みになります。↑
コメント