2月6日にブログ始まってと言うか、長く釣りをやっているわりには対象として釣りに出掛けるのがほぼ初めてのアジ釣りに行ってきました。
道具は昨年の12月に揃えてました。
ここ数年はダイワばかりだったので、久しぶりにシマノで揃えてみました。
ロッドはライトゲームSS TYPE73 MH190
リールはゲンプウXT 151 です。
両軸リールは殆ど使ったことがないので、スピニングの時と同じ左ハンドルで構成しました。
ロッドは硬すぎず柔らか過ぎない物を選択。
初めてのLTアジは浦安吉野屋さんから
初心者の単独釣行ということもあり、初めてのシロギス乗合船でもお世話になった浦安の吉野屋さんに決めました。(この日はLTアジで出船する船宿が少ない日でもありました)
0時から席札が取れるので1時頃に行くと既に左舷の艫(とも)から2つは埋まっておりました…
左舷の艫から3番目の札を取り一旦帰宅して仮眠。
6時過ぎに受付を済ませ、船宿推奨の仕掛けも見せてもらい購入(これが後で効いてきます)
両隣の方には初心者であることを伝えつつ挨拶しておきます。挨拶は大事。
他人に挟まれて釣りをするのは久しぶりなのと、底を切る船釣りは初めてなのでオマツリがどうしても気になります。
イワシミンチと付け餌に青イソメと赤タンが配られます。
実釣開始、活性は低い1日だったようです
木更津沖でスタート。
常連さんと思われる周りの方々でポンポン上がるのかなと思ったら全体的に静か。
竿頭が1束超えという日もけっこう多いのですが、今日はそんなでも無いのかな?
何投目かでようやく最初の1尾。20cm程ですが初めての釣りで釣れた魚は嬉しいですね。
続けてもう1尾。型は同じくらい。
3尾目に25cm以上ありそうなのが掛かりました。が、取り込み中にバラシ。
この釣り、取り込みが難しい。
海中で外れるより海面の上で外れた時の方が悔しい(笑)
入れ掛かりという場面は殆ど無く、活性が特に低い時間帯は置き竿にされる方が多かったです。
イシモチがよく上がっているので狙っても良かったのですが、今回はアジのみを狙います。
終始持ち竿で釣りましたが、諦めなかったのが良かったのか完全に釣れないという訳でもなく、
むしろわりと釣れた方だったように思います。
結果は38尾。初めてにしてはまずまずな釣果かと思います。竿頭の方は64尾でした。
サイズは20~28cmが中心でした。
ゲストは無し。アジのみに集中したのでこれは嬉しかったです。
釣りをしながら考えたこと、実践したこと
まず、鈎の位置が今どこにあるのかイメージしながら釣りをしました。投入時はビシが先行して仕掛けはその後で降りて来る筈なので撒き餌と鈎の層が合うようにイメージしました。
指示棚はこの日は底から2~3m、リール1回転当たり67cm巻き上げるので(これだけは特に頭に入れてました)、着底後に糸フケを取ったらまずリールを3回転。
ここでシャクってコマセを出したり釣れそうな時はシャクリを入れなかったり、少し待って仕掛けを張るようにゆっくりと竿を誘い上げてリールを1回転。竿をシャクってまたゆっくり誘い上げてを2~3回繰り返して指示棚から外れたら再度底からやり直してダメなら回収して再投入。
餌は青イソメを使いましたが、ボロボロになったイソメがイワシミンチに似ていたので気にせず使い続けました。問題なく釣れ続けたのでこの判断は良かったと思います。
周りで釣れていたイシモチが自分に掛からなかったのもこれが効いていたと思います。
また、仕掛けは船宿で購入した物から先に使用しました。
船宿推奨の仕掛けはハリスが1号と細目ですが、長くお世話になっている釣具店の方からも1号ハリスを勧められてはいたのですが当日までに手に入らず、1.5号と2号を持参して来ていました。
1号では初心者ながらまずまず釣れ続けましたが、手前マツリやオマツリしてしまうとすぐにハリスがヨレてしまうので交換サイクルが早く、使うのが難しくもありました。
後半は1.5号ハリスの仕掛けで最後まで通しました。
今までアジを釣って来なかった・突然始めた理由
このブログを長くお読みの方には「にしがアジ釣り?」と意外に思われるかも知れません。
これまでブログのカテゴリーにもひとつもありませんし、実はずっと避けてきた釣り物でした。
食べるのは勿論好きです。
釣り物としてはメジャーな魚なのに、何故釣りの対象として来なかったのかと言うと単純に、
アジが居る場所は人が多過ぎるから。
それだけです。魚の前に場所を何とかしないといけない釣りは行く前から疲れてしまいます。
キャパが小さい所ならまだ先行者に利があっても、先行した所で後から押し寄せる人の多さにまいってしまうことが行く前から分かっている釣行は避けがちになりました。
アジに限らず、カマス、マイワシ、ソウダガツオ、ワカシ、イナダなど青物の回遊を聞きつけると何処も瞬く間に鉄火場と化しますよね(イナダは自分も乗ってみましたが)
それだけ日本人は青物が、特に数釣りが望めて食べて美味しいアジが大好きなのかなと思います。
急にアジを釣ろうと思ったのは、船のキス釣りをメインにしつつ他にも沖の釣り物を考えていた所、丁度いいターゲットと思ったからでもあります。結果としてこの選択は良かったと思います。
食べたい時は買って食べる、でも血抜きまでしっかりしてあるアジは中々手に入らない…
LTアジはそんな悩みも解決出来て釣って食べたい派にはお勧めな釣り物と言えますね。
釣ったアジは美味しくいただきました
38尾とは言え、家で食べるには十分過ぎるので行きつけの店におすそ分けしてきました。
緊急事態宣言の時短営業で市場への仕入れをするほどでも無く、鮮魚の扱いはほぼ休止状態だったので喜んでもらえました。
そんな状態ですから、ツマの用意は無かったんですが刺身にしてもらいました。
自宅では大き目のアジを3枚にして血合い骨も取り除いてアジフライに。
これは最高でした。
いぶりがっこのタルタルソースで食べても旨かったです。
アフィ貼ろうとしたら高くてビックリしたので直接お店で買うのをお勧めします。
カルディにあるかも。
なめろうもボウル一杯に作りました。
食べきれなかったなめろうは翌朝、お茶漬けにしてみたり。
正月に刺身用に買った穂紫蘇が使い切れなかったので塩漬けにしていた紫蘇の実も追加しました。
満足です。
1束とか釣れたら確実に持て余しますね。50尾でも多いな。
配り先や冷凍庫の空きスペースを確保しておいたほうが良さそうです。
今回使用したタックル
※左巻き用です。
Xシートは手首が起きる姿勢になる為、疲れにくいと思いました。
トリガーの前部に指を何本置くかは人によって分かれるところだと思います。
グラスソリッドも食い込みが良く扱い易い竿でした。
無印のゲンプウでも良かったんですが、お店と相談してXTに決めました。
1回転当たりの巻取り長さとベアリング数に違いがあります。
よく行く釣具店の店員さん一押しがこちらでした。ミンチが出易く詰まり難いとのことでしたが、その通りでした。掃除もし易くて〇
思ったより高価なものだったけど、手作り品なんですね。
中盤まで使用した船宿推奨の仕掛けでもあります。ハリスが細いのでヨレ易く交換頻度は高めですが、渋い時こそ出番があるのかと。中盤以降は1.5号を使用しましたがいずれも2本鈎です。
最後に
今回お世話になった浦安吉野屋さん、常連さんも中乗りさんも超親切で気持ちよく釣りが楽しめました。(開始早々にリールの不勉強でお手を煩わせてしまいました)
オマツリが心配だったのですが、不可抗力なところもあり気をつけていてもお互い仕方ないところもあるので、絡んだ場合のリカバリーは手早く出来るように。この点では釣り自体まるっきり初めての方には少し難しいかなと感じました。経験者とグループで出掛けるのがいいかも知れません。
仕掛けは交換するつもりで余裕を持った数を用意しておくといいですね。
また、釣行に際してはCRカワハギちゃん倶楽部2さんのブログが大変参考になりました。
実際全て覚えて船に乗れた訳ではないんですが、イメージトレーニングの助けになりました。
緊急事態宣言下の釣りは不要不急の行動ですが、なるべくリスクを避けるようにはしています。
県をまたいだ釣りは自粛、マスクは常時着用、船宿以外には立ち寄りません。出掛ける以上ゼロリスクはあり得ませんが。
また、県をまたぐ釣りを自粛しているため月例としていた乗合船のシロギス釣りは今年は一度も出来ていません。(千葉県内では年明けからのシロギス船は船宿が見当たらないんです)
3月は個人的な事情で釣りが出来るか分からないので春以降になるかも知れません。
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