シロギスで一皿料理・数釣りした後のこと

前回沢山釣ったシロギスを使って3品作りました。

今回は料理と、比較的小型の魚を数釣りした時のことについて書いてみます。

 

シロギスのにぎり、から揚げ、マリネ

今回作ったのはこのような物です。自宅なので和食に拘らず一皿に持ってみました。

奥から、シロギスのから揚げと青ナスのステーキ。ワカモレをかけてあります。
ワカモレはメキシコ(の先住民族)の料理でアボカドを主原料にしたディップです。
思いつきで作った料理ですがなかなか旨いです。

にぎりは種を抜いて叩いた梅干し、おろし生姜に醤油を数滴、酢橘の皮。
味は付けてあるのでそのまま口に運べるようにしてあります。
少し手間でも薬味とかは用意して並べておけばそれほどでもありません。

マリネはバターナッツという南瓜の一種を使いました。生で食べられるので気になってたんです。

 

左からバターナッツ、白ナス(今回の料理には不使用)、青ナス。

 

バターナッツは身がしっかりしていて瑞々しいです。カットすると水分がジワっと出てきました。

これを厚めに皮を向いてマリネ用にカットして使いました。
甘めの人参のような。後日天ぷらにもしてみましたが旨いですね。
あとはシロギスの刺身とマリネ液と混ぜるだけ。

3品作っても火を使うのは奥の一品だけ。
たまにはこういうのもいいですね。(洗い物が少ないし)

 

 

数釣りした時の下処理までについて

ここからは自分なりにやっていることを例に書いてみます。

まず、釣りに行く前に十分に氷を用意しておきます。氷はロックアイスではなく、大きめの塊で。
ペットボトルの水を凍らせるのでもよいです。これは家に置いておきます。

釣りの最中は夏は水が温まるのが特に早いので釣った魚は早めにクーラーボックスに仕舞います。循環水ならまだしも手で汲む船ですと活かし用のバケツは使わず汲み桶だけで十分、汲み桶に魚を入れてます。熱い水の中で死なせて腹がグズグズになるまで放置するのは最悪です。魚が使い物になりません。

で、釣りから帰宅してとりあえず風呂や道具を洗って魚の処理といきたい所ですが。数が多いと疲れて一気に片づけるのは無理なので仮眠することが多いです。

ここで作っておいた氷を使います。氷をクーラーに入れておいて休みます。
帰宅した時点で魚の状態が無事ならこれで一休みしても大丈夫です。
ちょっとやばそうな個体があればそれだけ先にやってしまうといいですね。

仮眠後にいざ、下処理。
開きや3枚にせずともウロコ、頭、内蔵を取ってさえおけばそれだけでも日持ちはします。

で、よく時短のさばき方など紹介されてますがウロコを取る工程はすっ飛ばされがちですね。
頭もつけたまま一気に3枚にしてしまうやり方もありますが、それは刺身の時。
避けて通れないので久しぶりに道具を追加しました。

がまかつの【うろこ取りミニ】です。

 

鯛などのウロコの取り方の一つにスプーンや親指の爪を使って剥がしていく方法を取ることがありますが、それに近い感覚でした。 弾き飛ばす取り方ではないのでウロコが飛び散りにくいのと、ヒレの際にも届くのがいいですね。それでも残る細かい所は包丁の先で。
ウロコが飛び散るとそれを片付けるのが面倒、数が多いとそれだけ時間が掛かります。
久々に買って特に良かった道具です。

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